おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
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昨日の復習です。
事例4のルール
①解答用紙を分析する。
解答用紙を分析した後に何しましょうか?お茶でも飲みましょうか?違うでしょ。
私はまず与件文を読んでいきます。
事例4になると急に与件文を軽視する方いますよね。こういう方って事例4は計算バリバリ解こうと思っている方が多いような気がします。
事例4は計算問題では無く、財務的な視点で経営改善を行うわけですよね。
ここで与件を読むコツを一つ。
作問者の視点から。事例4の問題用紙には与件文、財務諸表、設問文が記載されています。銀行員の私は日常業務の中では財務分析は決算書で行います。まあ当たり前ですが。
決算書で問題点はあぶりだせますが、ただ業種によって数値の差はまちまちです。
一般的に倉庫業などの設備産業は借入過多になりやすいとか。流動比率100%基準など一般的な数値はありますが、自己資本比率なんて良い悪いの基準なんて超アバウトじゃないですか?
だから決算書だけでは、正解を特定できないんです。それに中小企業診断士試験は国家資格ですよ。国家資格が超アバウトでいいんですか?(正解を公表しないという事は超アバウトなのかな・・・・・・・)
そこで作問者はヒントを与件文と設問文に埋め込むわけですよ。
与件文を読みながら第1問で聞かれる財務指標に当たりを付けて読むこと。
これルール化しておきますか。
事例4のルール
②与件文を読みながら財務指標に当たりをつける。
ただここで第1問で聞かれる財務指標について。私は第1問の財務指標はこれに絞っていました。
収益性
売上高総利益率
効率性
売上債権回転率
棚卸資産回転率
有形固定資産回転率
安全性
負債比率
この10個。それ以外は書いたことが無いです。(平成25年は変則的にBSしかないので例外とします)たまに売上高販売管理費率とか書かれている解答もあるでしょう。別に否定はしません。
売上高販売管理費率
売上高の中に占める販売管理費が高い。要は販売管理費にフォーカスをあててコストの高さを問題にしている。
売上高に占める営業利益の比率について述べています。つまり売上高に対する営業利益の高い低いを述べていて収益性を問題にしている。
コストにフォーカスするか、収益性にフォーカスするか。
どっちでも良いんですけど、みんな売上高営業利益率って書くし敢えてそこでリスク取らなくていいんじゃね、って考えです。自分の中にどういう指標を使うかルールを決めておきましょう。ただ「俺はインタレスト・カバレッジ・レシオをどうしても使いたいんだ」という人がいたら止めてあげてくださいね。
具体的には明日また書きますね。宜しくお願い致します。