おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
中小企業診断士試験の開催はまだ未定ですが、一応1次試験直前期ですね。こういう状況下なので、どういう記事を書くか悩み中です。1次試験の事を書けば良いのですが、私の記憶からかなり抜けている部分が多くて・・・。2次試験ならまだ得意なのですが、2次試験ばかり書くとネタが続かず。スーパー悪循環。
財務、経済あたりは高得点ゲットしましたが、グラフなどを表現するのが難しく文章で説明すると中々ニュアンスが伝わらないです。経営法務はアレルギーが、法改正情報もありません。なんとかネタ探さないと。
企業経営理論で5フォースモデルってありますね。マイケルポーターが提唱した業界の競争要因分析です。
分析の切り口は①新規参入者の脅威②代替品の脅威③買い手の交渉力④売り手の競争力⑤既存競合他社です。
事例1では新規参入、代替品の登場によりA社は脅威にさらされます。事例2では競合との差別化は頻出論点です。
5フォースモデルで無理やり「お笑い」の世界を分析してみます。私は「お笑い」大好き人間です。暇があれば動画サイトでお笑い動画を観ています。
お笑い界は⑤既存競合は当然激しいですよね。それに加えて①新規参入者②代替品は突然現れます。代表格は「ミルクボーイ」です。
昨年のM1グランプリで、無名の新人である「ミルクボーイ」が優勝してスターになりました。多分今テレビでミルクボーイを見ない日が無いと思います。
でもM1やR1チャンピオンがそのままテレビスターでいる確率は低いです。やはり競合との勝負に負けたり、代替品、新規参入者に該当するニュースターが表れるからです。
③買い手の交渉力=いわゆるお客の影響も大きいと思います。いわゆる「飽き」です。
④売り手の交渉力はあまり影響しませんね。
これを分析すると、ミルクボーイは一発屋になる可能性は極力低いものと思います。
それはミルクボーイのビジネスモデルであるネタの構成にあります。
あのオカンが忘れたものを「否定と肯定」を繰り返す行ったり来たり漫才という鉄板パターン。あのネタ=ビジネスモデルのフレームは全部一緒。中身を変えればどんなパターンでも行けるのです。
まとめるとあのビジネスモデルを確立したことにより、①新規参入者②代替品の影響はあまり影響されません。他の人があのネタをやるとパクリになるからです。競争優位性を確立していると言えます。
ネタのバリエーションが豊富に出来るので、飽きが来ないので③買い手の交渉力の影響も少ない。
ネタも面白いので⑤既存競合にも負けません。
以上からミルクボーイは今後も生き残る可能性は強いと思います。
同じくM1でブレイクしたペコパはどうかな?以前深夜番組でローラーシューズを履いてネタをしていた印象しか無く、あんなにブレイクするとは正直思わなかったです。
やさしいツッコミという新しいジャンルは築きましたが、問題は「飽き」ですかね。
それをどう打開するか?今後の展開が楽しみです。
ではまた明日へ。
内容が参考になったと思われる方は是非下のポチを押して下さいませ。品質のバロメーターとさせていただきます。ご協力よろしくお願いします🤲また明日へ。