おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日から仕事休みの人が多いですね。私が受験生時代は長期休暇は始めだけ気合が入るタイプ。後半は疲れがたまってやる気なし。
長期休暇だからと言って気合入れて、1日10時間勉強しても能率上がります?連休前半はまだ良いかもしれないですが・・・。
特に2次試験勉強している方は脳みそ働きます?疲れた時に事例4は効果的ですけど。計画を立てる必要はありますが、普段の休みと変わらないペースで勉強する方が良いかもしれないですね。
昨日に引き続き、受験生の皆さんからの質問に答えるシリーズです。あくまで私個人の見解ですので、皆様に当てはまるかどうかは判断が必要です。これ診断士試験だけじゃなく仕事でも言えますよね。何をやるか、何をやらないかはあなた次第と言う事です。
あとは、診断士試験を受けて良かったと思う事は意思決定のスピードが格段に上がったことです。
診断士2次試験は80分です。80分しかありませんと言うできでしょうか?多分敢えて短い試験時間を設定していると思います。短い時間でどの解答要素を選択するか取捨選択の連続になります。2次試験の勉強をしていると意思決定のスピードめちゃくちゃ上がりますよ。
前置きが長くなってしまいました。さて今日の質問です。
Q 診断士2次試験で高得点を取るコツはありますか?
うーん、悩ましい。正解は無いですが、なんとか書いてみます。
私なりの解釈で正解を述べますと
高得点を目指さない事です。
ザワザワしてます?
2時試験の合格要件は、4つの事例を解いて平均6割確保、つまり240点確保出来れば合格です。
逆の事を言うと4割は捨てて良い訳です。この意識とても重要です。
どうせ難しい問題はどの受験者も出来ません。
視点を変えれば、出来る問題で得点の取りこぼしをしない事です。
超難問に時間を使っても結局出来なければ点数は入りません。出来る問題に時間を使った方が得点確率は高くなります。
これ、中小企業診断士2次試験的には何て言いますか?
「経営資源の集中です!」
俄然診断士らしくなってきましたね。事例1あるあるですが、社長がやりたい放題に無関連多角化で、手を広げ過ぎて上手くいかないみたいな感じ・・・。
試験時間は80分しかないので、いかに得点可能性の高い問題に注力できるか?
100点を目指さない理由が何となく分かっていただけましたか?
もう一つの中小企業診断士の特徴は
「いつも通り淡々と解答を書く」→「結局高得点になる」ものと考えております。
なんのこっちゃ?
診断士試験は「しがみつく試験」と思っています。
高得点を目指すためにアイディア解答に走ったり、一瞬ひらめいた!という直感まかせの解答を書くても人。結局ひらめいていないんです。大体そういう人が勝手に合格ラインから落ちていくイメージ。
そもそも2次試験自体が正解が公表されていない、モヤモヤ系試験なので厳しい言い方をすると受験生の3分の1から半分は多分合格ラインすら乗っていない気がします・・・。
「ふぞろいな合格答案」とか見ても、こんな解答で合格できるんだと思いませんでしたか?人に感動を与えるような答案はいらないんです。当たり前の事をわかりやすく解答する。これが極意なんです。
アイディア解答や他の受験生と差別化を図るために奇抜な事を書く受験生が勝手に合格ラインから落ちて、当たり前の解答を書いた人が自然と高得点をゲットになる印象です。相対試験で「10人に2人しか受からない」から他のライバルより点数を取らなければ合格できない印象が強すぎるのでしょうか?
私も2次試験合格後、受験予備校の簡易採点に応募しました。採点してA~Ⅾ評価まで付けてくれるサービスです。私の事例1は軒並みB評価どまり。まあこんなものかと思っていたら、事例1がまさかの76点。
受験予備校の講師の方からみたら、「当たり前の事書いてやがるな」くらいの印象だったんでしょう、多分。でも他の受験生が勝手に合格ラインから落ちれば自然と高得点に繋がります。以前にも書きましたが、令和元年事例1で高得点が連発した要因はここだと思います。
2次試験本番で「ひらめいた!」と思った方冷静になりましょう。その「ひらめき」が正解に繋がるかは別問題ですので・・・。
ではまた明日へ続きます。ではでは。受験生の皆様からのご質問があればお気軽にどうぞ。
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