おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
先日、タキプロセミナーが開催されました。受験生の皆様と直接お話できて嬉しかったです。皆様積極的な質問をされて意欲を感じました。素晴らしい!
このセミナーで出た質問は多分他の皆様にとっても疑問に思われていると思いますので
少し共有できればと思います。
Q.2次試験の勉強方法について教えて下さい。
何をやっても手応えはありません?
これは良く分かります。2次試験は正解が公表されませんので。予備校の模範解答もバラバラですし。よく「A社の模範解答では〇〇〇、B社の模範解答では△△△なのですが、けんけんさんどう思いますか?」みたいな質問を受けますが・・・。これは私も分かりません。「予備校に聞いて下さい」が私からの解答になります。
正解が公表されていない試験である事を十分認識する事が大切です。
でもその中で合格と不合格が分かれる差は何でしょうか?
私はこの3点だと考えています。
①中小企業診断士としてのセオリー通りに答えているか
②与件企業に寄り添って解答しているか
③分かりやすい日本語を書いているか
①と②は論点が少しかぶりますね。よく設問に「中小企業診断士として解答して下さい。」という言葉が出てきますね。
中小企業診断士としと答えるので、社会保険労務士として答えてはいけませんし、弁護士として答えてもダメ。当たり前ですが。
事例3を生産工場でバリバリに働いていて生産管理も全て分かっている人が答えてもダメ、事例2をマーケティング専門の人が答えてもダメなんです。一見良さそうに見えますね。
あくまでも中小企業診断士としてのセオリーで答えてね!っていう事です。
多分実務上では生産管理バリバリの人やマーケティング専門の方が診断助言した方が良いアドバイスが出来ると思いますが・・・。
中小企業診断士としてのセオリーをどう学ぶか。
教科書は「過去問」ですね。サブテキストは「ふぞろいの合格答案」といったところでしょうかね。これはまた述べますね。
③分かりやすい日本語を書いているか?は、2次試験の解答は、事例企業の社長さんに説明するものです。
社長さんに難しい横文字並べても理解できないです。まあ中小企業診断士としてのセオリー用語を使うのは、しょうがないとして。トゥギャザーしようぜ!みたいな言葉は古いか。年代がばれます😅
実際採点者も分かりやすい文章の方が採点しやすいと思いますよ・・・きっと。
一回読んで意味不明な文章ってストレスたまりますよ。採点者の方は一日何枚も採点するでしょう。それを考えたらやはり・・・。わかりやすい日本語で書く事が一番リスクが少ないように思います。
一応私なりの解釈を述べました。でも何回も言うようですが、中小企業診断士2次試験は正解が公表されない試験なんです。80分の使い方も100人いたら100通りの方法がありますので、合格者の言う事が絶対では決してありません。
これは自分で答えを探さなければなりません。
結局のところ、2次試験は合格するまで悩み抜いて下さいとしか言えません。これが最高のアドバイスなのかも知れません。
あまり解決になっていませんか・・・。でも、まあこんな感じです。
では明日へ続きます。
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