おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
さて、昨日から始まったこのシリーズの2回目です。どうでしょうかね?
「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」を引き続き紹介していきます。
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診断士受験に使えるポイントをピックアップしてご紹介しています。昨日は1次試験向けの内容でした。今日は中小企業診断士2次試験に活用できる内容のものを書きたいと思います。
昨日のブログで「アクティブラーニング」について紹介させていただきました。
アクティブラーニングする方法は「想起」と「再言語化」がポイントです。
「想起」は「思い出すこと」
「再言語化」は「自分の言葉に置き換えること」
と書かれています。今日は再言語化について紹介していきます。
今日のコンテンツ
自己解説
勉強で学んだ内容について、自問自答をくり返しつつ理解を深めていくことです。
この本では「流暢性の罠」という言葉が紹介されています。流動性の罠では無いですよ。
診断士2次試験で何を書いたら分からない問題があったとします。しかし、過去問題集の解説を見た瞬間に「こんな感じの解答かぁ」と納得することありますよね。
始めは何も分かっていなかったのに、答えを見たとたんに「自分は最初から理解していた」と錯角してしまうのです。
流暢性のわなとは、こういう状態の事を言います。
私たちの脳には、解答を見てすぐに理解できた問題を完全に頭に入ったものととらえ、それ以上は学ばなくても大丈夫だと考えてしまうバイアスがかかりがちなのです。
自己解説は、この分かったつもり状態を解消してくれます。
自己解説のステップは以下のとおりです
- 学びたいことをリスト化する
- 「WHY」と「HOW」で自分に質問する
- 答えを書き出して確認テストをする
特に「WHY」と「HOW」で自分に質問するが重要だと思います。診断士2次試験の場合は、本試験の80分間でこの問題を解くためにはどうするか?ひたすら考えることが重要です。自問自答を繰り返すことです。
ティーチング・テクニック
ティーティングという言葉は良く聞くと思います。自分が勉強した内容を他人に説明することです。診断士2次試験の勉強会もティーチングに当たるでしょう。
ティーチングのテクニックとして4つ書かれています。
- 教えるつもり勉強法
- 勉強した内容を他人に説明してみる
- 10歳児教授法
- ラバーダック勉強法
この本の根幹のテーマはアクティブラーニングです。受身はダメよって事です。
事例1で良く出てくるテーマです。
まずは「教えるつもり勉強法」です。
勉強する際にテキストを読んだり、問題集を解いたりしますよね。
①漠然と勉強した場合と②勉強した内容を後から勉強会などで説明しなければならない場合、どちらが能動的な学習が出来るでしょうか?多分後者の方が勉強に取り組む姿勢は変わると思います。
別に勉強会を開く必要はありませんが、この意識を持つだけで充分効果はあると思います。勉強会で話す時は、説明したいポイントをいかに分かりやすく説明するか?自分の中で内容を整理する必要があります。
この意識、診断士試験でも特に重要ですよ。
2次試験の過去問を解いた後に「自己解説」で自問自答を繰り返す。そして解法プロセスなどを人に説明するつもりで声に出してみて下さい。
実は「実際に声に出して説明してみる勉強法」がラバーダック勉強法です。
ラバーダック勉強法は、お風呂に浮かべて遊ぶ黄色いアヒルのオモチャを相手に、自分が学んだことを説明していくテクニックのことです。アヒルのオモチャに説明するうちに頭の中が整理され、複雑な問題への解決策を思いつきやすくなるのです。
実際にはアヒルのオモチャじゃなくて大丈夫だそうです。アヒルのオモチャ限定だったらこのブログで紹介していません。
実際に口に出す事で思考が整理されていく経験は良くあると思います。
あまり大声でやるとご家族から心配されるので、ほどほどの音量でお願いします。
それもアヒルのオモチャに語りかける光景・・・。
今日はここまでにします。
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