中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士及び銀行員としての日常を気ままに伝えます。

平成25年事例1 その3

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

 

因縁の事例である平成25年事例1を通して、設問分析を話しています。しかし、書く事が一杯あって話が進みませんが・・・。

f:id:kenken7749:20200719102944j:plain

では設問分析を第2問から書いていきます。

 

第2問

A社の従業員の大半を占める非正規社員の管理について、以下の設問に答えよ。

(設問1)

A社は、同業他社と比べて時給が多少高くても、勤務経験がある中高年層の主婦をオペレーターとして採用している。それには、どのような理由が考えられるか。80字以内で答えよ。

 

 この問題は何が聞かれていますか?

「理由」ですね。いわゆる分析系問題です。

「理由」と聞かれた場合は何を意識すべきでしょうか?

私の場合は、

①かならず与件に根拠を求める

②多面的に答える

この2点を意識しています。 

文字数は80字です。80字なので2論点で書こうと思います。

解答フレームは「理由は①・・・②・・・である」という書き方にします。

レイヤーはA社が行っている事なので、戦略レベルの問題と考えます。

レイヤーは厳密な区分が出来ない時はスルーでも大丈夫だと思います。

 

最近は2次初学者の方もブログを見ていただいているので、解答の書き方については過去記事を貼っておきます。

www.shindanshi-kenken.com

www.shindanshi-kenken.com

 私の場合は解答の書き出しは設問で聞かれている事を主語にしていました。

「理由」を聞かれたら「理由は・・・」という書き出しですね。

いわゆるオウム返しです。

 

設問の文章を良く見ていきます。

 

同業他社と比べて時給が多少高くても、勤務経験がある中高年層の主婦をオペレーターとして採用している

とあります。

設問文にヒントが隠されているパターンです。

A社は「勤務経験のある」「中高年層」の主婦を採用しております。

これは出題者からのヒントである「わざわざ表現」になります。

かならず与件文に「勤務経験のある」「中高年層」と紐づけられる繋げられるヒントが隠されているはずです。

これを設問分析の段階で分かっていれば、与件を目的意識を持って読みにいけます。

ただやみくもに与件文を読んでいる人とは雲泥の差が出てしまいます。

 

では次の問題です。

 

第2問設問2

A社のオペレーターの離職率は、同業他社と比べて低水準を保っている。今後、その水準を維持していくために、賃金制度以外に、どのような具体的施策を講じるべきか。中小企業診断士として、100字以内で助言せよ。

 

聞かれていることは何ですか?「具体的施策を講じるべきか」とありますので、具体的施策を答えれば良いです。

ただ「具体的施策」であって施策ではありません。具体的とは何を意味しているでしょうか?難しいですね。

私の解釈では①与件文の内容を使う②ただの人事施策の羅列ではダメという事を意識しますかね。

「何を行う為」の具体的施策ですか?問題文の前半にあります。

「A社のオペレーターの離職率を低水準を維持していくための具体的施策」がこの設問で聞かれている事です。

また「維持」という言葉出てきましたね。

 

解答文字数は100字です。私だったら2論点~3論点を書きますね。

具体的とあるので与件文から根拠を探して因果関係で書きます。

解答フレームは「施策は、①・・・②・・・である」にします。レイヤーは人事施策です。

絶対にやらない事は①②③④⑤⑥という列挙です。

なぜならキーワードの羅列となり具体性が乏しくなるからです。

 

制約条件は「賃金制度以外に」とありますので、賃金制度の事を書いたらアウトです。

そもそも設問1で「時給が多少高くても」とありますので。

 

また「中小企業診断士として」とありますから、診断士としてのセオリーを使って書かなければなりません。

 

 

ここで設問構造について話します。

この事例でいう第1問、第2問のような設問1、設問2という形で問われている場合です。この場合、設問1と設問2で必ず関連性がある事を忘れないで下さい。

設問1と設問2を分けて考えない事。

全く関係が無い場合は設問1、設問2のような聞き方はしないはず。単独の設問として出題者は作問するはずです。といっても私の私見にはなりますが・・・。

 

きょうのおさらい

・「理由」を聞かれた場合の対応の仕方

・設問構造の話

では今日はこれまでにします。また明日へ。

参考になりましたら、是非猫クリックでお願いします。私のモチベーションが上がりますので・・・。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ