中小企業診断士けんけんの部屋

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平成28年事例Ⅰ 与件分析③

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平成28年事例Ⅰをガッチリ分析しています。

与件の読み方を引き続き解説していきます。

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今日は第4段落から解説します。

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長いですね・・・・。私がチェックしたポイントはこちらです。

 

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事例Ⅰはとにかく時系列が重要です。

「1980年代後半」とありますので必ず確認です。

事例Ⅰは基本的には過去から現在まで時系列で話が展開していきます。

ただたまに時系列が前後する時があります。あれ、過去に遡っちゃったよ!!みたいな。ただこれが、あたかも自然な流れでサラーっと書かれてしまうので、あまり意識しないで読み飛ばししてしまう事が良くあるのです。

意識付けの意味で時系列をチェックする事が大切です。

そして設問文に「1980年代後半」とあった場合は必ず設問と与件文を括り付ける事です。解答の根拠が必ず埋め込まれていますので。

 

「将来の少子化時代の到来とOA化の進展が見込まれるようになると順調に事業を拡大させてきたA社」とあります。

これも事例Ⅰの鉄板ストーリーです。過去のA社は必ず成功しているのです。

そんなA社に外部環境が襲ってきます。大ピンチになったA社が今後どうしましょうという展開が鉄板論点になります。

 

次の展開は3代目社長のもとで事業を多角化します。出てきましたね、3代目・・・。

問題文にも3代目というワードありましたね。ここで問題文と与件文にリンク付けが出来ました。かならず解答の根拠が近くに埋め込まれています。

 

多角化」というワードが出てきたら、瞬間的に論点が思い浮かびますか?

関連多角化ですよ。それもA社の強みであるコアコンピタンスを活用した多角化です。

コアコンピタンスを活用しない多角化はなんでしたっけ?

無関連多角化です。

無関連多角化のキーフレーズは何ですか?

A社既存の強みとシナジー効果が無いことです。

 

あとは文章構成に着目して下さい。

接続詞に着目すると、Aその一方でB。またC。さらにD。という文章構成になっています。

たぶんAは関連多角化シナジー効果はあるはずです。そこからB→C→Dとシナジー効果が無い無関連多角化である事が予想できます。

一応与件文から整理すると

A:印刷関連のオリジナル製品

B:企画研修事業、教育関連事業

C:コンサルティング事業

D:出版事業

いろいろやってますね・・・。いろいろやる事は問題ないのでしょうが。

診断士試験のセオリーとしては、関連多角化ですよ。

それを次の一文が物語っています。

「業績伸張の要因は、1980年代後半に立ち上げたそれらの事業ではなく、同社が学校アルバム事業を核に蓄積してきた高度な印刷技術を活用した、一般印刷や美術技術などの印刷事業の拡大にあったことがわかる。」とあります。

 

業績拡張の要因は、同社が学校アルバム事業を核に蓄積してきた高度な印刷技術を活用した一般印刷や美術技術などの印刷事業の拡大とあります。

これは「強みであるコアコンピタンスを活用した事業」がやはり事業拡張の要因になるのです。事例Ⅰは強みの維持強化がテーマである事が分かります。

そして「学校アルバム事業を核に蓄積してきた」とあります。

やはり、強みは育てていかなければなりません。

事例Ⅰでは成長要因が聞かれる事があります。

「A社がどのように強みを形成してきたか」この視点は事例Ⅰでは重要になります。

 

そして最後に4代目がひょっこり出てきます。

4代目はデジタル化を進めましたとさ・・・。

おしまい、おしまい。

という訳で今日はここまでにします。

なお本ブログ掲載した試験問題は一般社団法人中小企業診断協会HPから引用しております。

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