中小企業診断士けんけんの部屋

中小企業診断士及び銀行員としての日常を気ままに伝えます。

令和2年事例Ⅰ検証④

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

 

さて今日の動画はOfiicial髭男dismの「I LOVE」です。

試験直前のブログで「宿命」を紹介しました。

いろいろ名曲が多い髭男です。


Official髭男dism - I LOVE...[Official Video]

 

今日は与件を見ていきましょう。今年の診断士試験を受験された方はもちろんですが、

まだ2次試験を受験されていない方にも分かりやすいように解説できたらと思っています。

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だそうです。良く考えましたね。

試験問題を見て感心しました。その手があったか・・・。

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さて本題へ。

第1段落です。

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 A社は老舗の蔵元だそうです。

「老舗」というワードは事例Ⅰで良く登場しますね。

「老舗」の良さはブランド力です。

しかし、事例Ⅰの場合は老舗の悪い面が強調されるケースが多いです。

事例Ⅰは外部環境変化への対応がテーマです。

脅威が訪れますが「老舗」なので環境変化に対応出来ないケースが多いです。

過去の成功体験が忘れられない「ゆでガエル」状態であり環境変化に対応出来ずA社にピンチが訪れます。

「中庭のやや燻した感じの石造りの酒蔵だけが、今でも蔵元であることを示している」という表現は何か気になりますが。この時点では分かりません。

 

第2段落です。

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 試験を今年受験していない方にも参考にしていただきたく解説していきますね。

この段落で一番重要な点は従業員に関する記述です。

従業員40名(正規社員20名、非正規社員20名)という記述は注目すべきです。

昔は非正規社員の活用というテーマは頻出でした。

今は同一労働同一賃金により非正規社員だから・・・といった見方は出来ないですが。

しかし、多様な社員がいるA社という事が言えると思います。

「多様な社員がいる中で従業員それぞれがモラールを上げるにはどうすれば良いか?」

そして「働きやすい職場を作るにはどうするか?」という視点でA社の人員管理が必要になります。

 

売上構成比もチェックしておきます。この与件ではあまり使わなかったですが・・・。

「売上構成比はAが50%、Bが30%、Cが20%」と与件に書いてあるパターンが多いです。こういう場合はチェックしておきましょう。

大体「A事業が行き詰まっているので、Cを伸ばす」展開が予想されます。

この程度チェックしておけば大丈夫でしょう。

 

次は第3段落です。

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 ここでまずチェックしておきたいのは「しかし」という接続詞です。

逆接の接続詞の後には重要な事が書かれています。

戦後の最盛期は酒造事業で年間2億円以上売上ており、A社は成功していました。

しかし、「日本酒の国内消費量の減少」「後継者不足による廃業危機」によりA社は大ピンチです。

ここまでは事例Ⅰ鉄板のストーリー展開です。

「後継者不足」・・・今リアル中小企業でも直面している課題です。

 

「屋号を絶やすことへの無念さ」とありますので、友好的買収が成功すればモラールが上がりそうな感じがしますね。

 

第4段落です。

 

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 友好的買収はめでたしめでたし!!

有力者はやり手らしく、飲食業を皮切りに地元旅館を買収して高級旅館へと発展させました。買収のメリットは自社に無い経営資源を効率的に補強しながら、スピーディな事業展開をしています。

そしてシナジー効果を活かした関連多角化です。

この視点は持っていた方が良いです。

そしてベテラン従業員を継続雇用しています。

これはお情けでは無くてA社祖父のビジョン実現に必要だったから継続雇用しています。

ベテラン従業員のノウハウを活用できますし。顧客とのネットワークも既にあるでしょうし。

 

まだ4段落ですが、今日はここまでにします。

ペースを上げていかないと与件文解説が終わらないですね。

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