おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日の動画はこちら。
40代の方は想い入れのある方が多いかもしれない渡辺美里「10years」です。
私の青春は渡辺美里と小室哲哉を中心に形成されていたかもしれません。
私の中の歌姫は「浜崎あゆみ」「西野カナ」では無く渡辺美里です。
少し熱くなってしまいました・・・。
では昨日に引き続き銀行ネタを書いていきます。
銀行自体の考え方が変わってきたというのは昨日の話です。
昨日の記事はこちら
では「これからはどう銀行と付き合ったら良いでしょうか?」
銀行員が書くので一方的な意見になってしまいますが、実情は十分把握していますので参考になれば幸いです。
今日は「Win-Winの関係になるような交渉」について話します。
以前のような融資量を競い合う時代の銀行であれば「他の銀行もあるんだよ」オーラを出せば銀行も金利を下げて提示していたでしょう。
しかし、今は「他の銀行もあるんだよ」オーラを出しても、「そんな低い金利だったら他の銀行でお願いします」と銀行側から言われる時代です。
しかし、企業サイドも借入で直接的にかかるコストである金利は気にせざるを得ないでしょう。
「そこで金利は譲れないけども、他の取引で穴埋めしますわ。」など多少は金融機関の営業マンに華を持たせてあげましょう。
「金融機関の営業マンも金利はすいません。でも社長からこんな事言ってくれました」なんて言うと「銀行の事も考えてくれてるな!」という印象を持ちます。
当然融資を通そうとする意識も変わってきます。
銀行のノルマも融資だけではありません。
投資信託などの投資商品、ビジネスマッチング、パソコンによるダイレクトサービスなどなど挙げたらキリがありません。
銀行サイドから「投資信託をやってくれたら融資するんだけど・・・」みたいな事は絶対に言えません。
優超的地位の濫用にあたるからです。
でもお客様から言われれば、それは違いますから・・・。
銀行員も大変だということです。
毎度述べていますが、銀行は金利収入で稼げない時代になりました。
最近の動向としては、「ソリューション手数料」を収益の柱にする動きが活発していることです。
例えば、電力会社とパートナー契約を結んで、電力を切り替えの顧客を紹介した場合は銀行に手数料が入るとか。住宅販売業者とパートナー契約を結んで、住宅を建てる顧客を紹介したら銀行に手数料が入るとか・・・。
各金融機関でいろいろなパターンがありそうです。
あとは銀行も関連会社をいくつも抱えています。
リース会社、保険会社、旅行会社、不動産会社などなど。関連会社も単独では収益を上げられないので、グループ全体の収益向上を図って顧客紹介などを行う動きが今まで以上に活発化しています。
社長の皆様も普段から自社の悩みを銀行員に相談するなどコミュニケーションを取っておくと、いろいろなマッチングをしてもらえるかもしれません。
しかし、銀行員も収益性が高いマッチングを進めてくると思いますが、そこは自社にとって有益かどうかで判断して下さい。
では今日はこのへんで。
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