おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日の動画はこちら。
年齢を重ねるごとに体ガチガチになっていきます。
私もスーパーガチガチくんです。
なるべくストレットを行って柔軟性を保ちましょう。ケガ防止にもなりますし。
私も頑張ってストレッチしないとダメな年ごろなので・・・。
銀行との付き合い方について書いています。
昨日は①Win-Winの関係を築くことについて書きました。
昨日の記事はこちらです。
今日は「②メイン銀行とズブズブの関係を作る」です。
銀行取引において、メイン銀行とサブ以降の銀行とは全然意味している事が違います。
お客様の方はあまり意識されていないかも知れませんが・・・。
例えば、3日後に支払手形決済があり、融資申し込みをしたとします。
サブ以降の銀行であれば「そんな間際に融資申し込みをされても間に合いません。メイン銀行に相談して下さい」と言いますよ。きっと。
ただしメイン銀行でこの融資を断ったとしたら、支払手形の決済が出来ずに不渡りが発生します。風評リスクで悪い事はたちまち広まります。この会社は復活出来ない可能性が高いです。今のご時世、メイン銀行は融資をなかなか断れないですけれども・・・。
やはり頼るべきはメイン銀行なのです。
他にも複数金融機関を取引している企業があります。
でも不景気でどうしても返済が出来ない場合どうしますか?
社長が各金融機関に頭を下げて条件変更を申込しても、返済条件が各金融機関で合わないケースが圧倒的に多いです。
「A銀行では3万円返済するのに、なんでうちの銀行は1万円しか返済出来ないのですか?」今度は「B銀行で5万円返済すると聞きました。話が違うじゃないですか。A銀行としては6万円返済しくれないと不公平だ」
いつまで経っても話がまとまりません。そうしている内に売り上げが低下し続けて、返済が完全に出来なる可能性があります。
そういう時にメイン銀行の動きが良いか悪いか?段取り力があるか?
ここは大きな違いが出るところです。
メイン銀行がシナリオを描いて、他の金融機関に一斉に打診をすればそれ程反対意見は出ないものです。「メイン銀行からの提案じゃあね・・・」という感じです。
これは業績が悪い企業を書きました。
業績が良い企業でも同じような事象は起きます。
コミットメントラインなどで複数の金融機関が絡むケースです。
コミットメントラインとは融資枠を組むことです。
オリエンタルランドで2000億円のコミットメントラインを組んだなど報道でありました。
これはメイン銀行とは限らないのですが、代表する銀行がアレンジャーとして他の銀行を纏める役割をします。
融資金額が大きいためにアレンジャーの腕次第で融資が纏まるか?纏まらないか?大きな差が出てしまいます。
再度確認したい事は
「メイン銀行との関係性は大丈夫ですか?」
「今のメイン銀行の動き方は大丈夫ですか?」
この2点を考えてみて下さい。
ではこのへんで。
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